Kリーグではレジェンドだが…
2000年1stステージ第9節:セレッソ大阪戦の先発メンバー
サーシャ(セルビア出身)
生年月日:1972年8月28日(当時27歳)
在籍期間:2000年
J1通算成績:2試合出場/0得点
1999年まで在籍していた元ブラジル代表FWベンチーニョの後を継ぐ得点源として、Kリーグ得点王の肩書きを引っさげて2000年に来日した。しかし、リーグ戦開幕前に疲労骨折が判明して出遅れると、その後もコンディションが上がらなかったうえ、Jリーグのスピードに適応できずトップチームでの出場機会はほとんどなかった。
サーシャが負傷離脱中は、移籍元の水原三星ブルーウィングスから韓国代表FWパク・ゴナが3ヶ月の期限付き移籍で補充要員としてやってきたが、こちらも目立った活躍を見せられず。結局、サーシャは2000年5月に韓国代表FWファン・ソノンとのトレードで水原三星へ復帰することになった。
日本ではほとんど活躍できなかったサーシャだが、韓国では“優勝請負人”と言われるほどの功績を残した。釜山大宇(現釜山あいパーク)時代の1997年、水原三星時代の1998年と1999年、城南一和天馬(現城南FC)時代の2001年から2003年など、通算6度のKリーグ制覇を経験している。2002年日韓ワールドカップ直前には韓国への帰化と韓国代表入りが噂されるほどだった。現在はセルビアの古豪ヴォイヴォディナでスポーツディレクターを務めている。
●2000年1stステージ第9節:セレッソ大阪戦の先発メンバー
▽GK
南雄太
▽DF
渡辺毅
ホン・ミョンボ
薩川了洋
▽MF
渡辺光輝
明神智和
萩村滋則
平山智規
砂川誠
▽FW
北嶋秀朗
加藤望
※サーシャは81分から加藤望に代わって途中出場
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