【写真:Getty Images】
ポルトガルでは、新型コロナウイルスの影響により中断されているリーグ戦およびカップ戦の再開に向けてクラブや選手らが従うべき条件が示された。だが選手たちからはその内容に反発の意志も示されている。
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現状では5月30日、31日頃からの公式戦再開を目標としているポルトガル。ポルトガルサッカー連盟(FPF)は10日、再開に向けて政府保健機関から提示された条件を公開した。
無観客試合や使用スタジアム数の制限、定期的なウイルス検査、社会的距離など各種の具体的方策に先立ち、基本方針として第1条には「クラブや選手たちは、新型コロナウイルスの感染に関するリスクも、その結果として生じ得る病状や公共の健康リスクに対する責任も引き受ける」と記されている。だが、再開によりウイルス感染が発生した場合の責任を選手に負わせるとする文面に反発の声が上がった。
ポルトのキャプテンを務めるポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラや、FWソアレス、FWゼ・ルイスはそれぞれ自身のSNSアカウントで反対を表明。上記条文の画像に否定的な絵文字などを添えたほか、ゼ・ルイスは「ジョークでしかあり得ない」ともコメントしている。
中断されている今季ポルトガルリーグは各チーム10試合を残しており、中島翔哉も所属するポルトは現在首位。ベンフィカが1ポイント差の2位で追う状況となっている。
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