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世界最高の右ウイングは誰だ! RWG能力値ランキング6位~10位。覚醒したドリブラーにアーセナル史上最高額の男も!(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:マンCの切り札

リヤド・マフレズ
リヤド・マフレズの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:リヤド・マフレズ(アルジェリア代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1991年2月21日(29歳)
市場価格:4800万ユーロ(約57.6億円)
今季リーグ戦成績:23試合出場/7得点10アシスト ※5月11日時点


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 2015/16シーズンにレスターの奇跡のプレミアリーグ優勝に大きく貢献し、世界にその名を轟かせたアルジェリア代表FW。2017年にはアフリカ年間最優秀選手賞も受賞した屈指の実力者である。そんなレフティーは、2018年よりマンチェスター・シティへ移籍。同クラブでは絶対的な主力というわけではないが、短い出場時間の中でも決定的な仕事を果たすことができる「切り札」的存在として活躍している。今季もここまでリーグ戦23試合で7得点10アシストを記録と奮闘中だ。

 そんなリヤド・マフレズ最大の武器は、やはり「ドリブル」にあると見ていいだろう。右ウイングを主戦場とする同選手は縦へ突破する威力はもちろん、利き足である左足を巧みに操ったカットインのキレ味も抜群だ。「スピード」もあるため、一度でも相手の重心を崩せればその時点で勝負あり。ボールを持った状態でもぐんぐんと「スピード」を上げ、一気にチャンスへと結びつけることができる。「ドリブル」の数値は「90」、「スピード」は同「85」とともに高評価となった。

 また、得点力の高さも見逃せないポイント。左足から放たれるシュートはインパクト抜群で、狭いコースを的確に射抜く精度もある。特にカットインからファーサイドを狙って繰り出されるコントロールショットは同選手の十八番とも言える。そして、キックの質も高いというのがマフレズの恐ろしいところ。今季リーグ戦ですでに10アシストを記録しているように、味方のゴールを生み出すクロスの鋭さもピカイチだ。セットプレーのキッカーも務めるなど、このあたりがストロングポイントとなっているのは明らかである。

 一方で「守備力」と「空中戦」は大きく数値が低下。さらに好不調の波が激しい点は否めず、そのあたりもマイナスポイントとなった。ウイングとしての能力は確かなものがあるだけに、今後はさらに継続して結果を残していきたいところだ。

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