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Jリーグ 5年前

鹿島アントラーズ、歴代ガッカリ外国籍選手5人。ブラジル代表での輝かしい実績も、日本の常勝軍団では輝けず

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

W杯3大会出場のブラジル代表FW

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2000年の基本先発メンバー



ベベット(ブラジル代表)
生年月日:1964年2月16日(36歳)
在籍期間:2000年~同年5月
Jリーグ成績:8試合出場1得点

 1983年、19歳のときにフラメンゴに移籍したベベットは、同年にイタリアに移籍するジーコの後継者と呼ばれた。フラメンゴではのちに鹿島アントラーズでプレーするアルシンドやジョルジーニョとともにプレーしている。

 ブラジル代表としても活躍し、ロマーリオと2トップを組んでブラジル代表の攻撃の中心となった。1989年のコパ・アメリカ(南米選手権)では6ゴールを決めて得点王に輝いている。1992年にスペインのデポルティーボ・ラ・コルーニャに移籍すると、得点王に輝いてクラブを優勝争いするチームへと押し上げた。

 鹿島にやってきたのは2000年、既に代表を引退していたベベットは36歳になっていた。ワールドカップ3大会出場という実績は当時のJリーガーでは抜きん出ていたが、鹿島をわずか2ヶ月で退団。クラブ史上初の国内3冠を達成したチームとは対照的に、8試合出場1ゴールという寂しい数字を残している。

【次ページ】ベルギー2年連続MVP

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