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世界最高の右ウイングは誰だ! RWG能力値ランキング1位~5位。トップはメッシか? それとも…(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:アルゼンチンのテクニシャン

アンヘル・ディ・マリア
アンヘル・ディ・マリアの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1988年2月14日(32歳)
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:26試合出場/7得点14アシスト


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 アルゼンチンが生んだ世界屈指のテクニシャン。代表チームではもちろんのこと、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドへの在籍を経てやって来たパリ・サンジェルマン(PSG)でも貴重な戦力として活躍しており、ネイマールやキリアン・ムバッペらとともに攻撃陣を大きく牽引している存在だ。今年で32歳と年齢的には若くないものの、今季リーグ戦で7得点14アシストの成績を収めるなど評価はぐんぐん上昇していくばかり。誰もが認める実力の持ち主である。

 細身なアンヘル・ディ・マリアは「フィジカル」や「空中戦」でこそ数値を落とす。しかし、「テクニック」と「ドリブル」に関しては世界トップクラスのものがあると見ていいだろう。左右両足で繰り出す柔らかいボールタッチはまったく無駄がなく、圧倒的な「スピード」を誇っているわけではないが、トリッキーな「ドリブル」で次々と相手を置き去りにしていくことができる。キープ力も当然ながら抜群。「ドリブル」は数値が「89」、「テクニック」は同「87」と高評価になった。

 そして左足から放たれる強烈なミドルシュートも武器に持つなど、得点力の高さがあるのも忘れてはならないポイント。ロシアワールドカップのフランス代表戦で沈めた、強烈なロングシュートを覚えている方も多いのではないだろうか。また、フリーキックのキッカーとしても優秀であり、味方の能力を引き出すことができるパスセンスも兼備。ディ・マリはまさに、前線で様々な仕事を果たす天才的プレーヤーと言える。

 ウィング以外にもトップ下、インサイドハーフ、そしてボランチとしても起用できるなど、ユーティリティー性も併せ持つディ・マリア。PSGにとって今後も必要不可欠な戦力となることだろう。

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