【写真:Getty Images】
アンドレス・イニエスタのキャリアを語る時、絶対に外すことのできないゴールがある。“伝説のゴール”から今日でちょうど11年が経過した。
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2009年5月6日、チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ。ホームでの1stレグをスコアレスドローで終えていたバルサは、敵地では前半9分に先制点を奪われた上に、後半にはエリック・アビダルの退場で10人となる絶体絶命の窮地に追い込まれた。
だが敗退を目前にした後半アディショナルタイムの93分にその時は訪れた。リオネル・メッシからの横パスをペナルティーアーク内で受けたイニエスタが迷わず右足を振り抜くと、アウトにかかった強烈なシュートがゴール右上隅へ突き刺さる。土壇場の劇的ゴールで決勝進出を果たしたバルセロナは、マンチェスター・ユナイテッドも下してこの年の欧州王者に輝いた。
イニエスタのスーパーゴールを意味する「イニエスタッソ」という造語まで生み出したゴールは今も決して色褪せることはない。バルセロナも11周年を記念して公式ウェブサイトに特集記事を掲載。イニエスタ自身も公式ツイッターアカウントでこのゴールにまつわる動画やメッセージなどを投稿している。