17位:ドイツが生んだドリブラー
MF:ユリアン・ドラクスラー(ドイツ代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1993年9月20日(26歳)
市場価格:2400万ユーロ(約28.8億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点5アシスト
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
パブロ・サラビアに続き、パリ・サンジェルマン(PSG)からランクインを果たしたのは26歳のドイツ代表MFである。トップ下だけでなくサイドハーフやインサイドハーフをこなし、ここ最近はボランチ起用でも力を発揮するなどユーティリティー性が光る選手だ。ただ、そんな類稀な才能の持ち主でありながらPSGでは定位置を掴めず苦戦中。怪我の影響もあるがドイツ代表からも遠ざかりつつあるなど、難しい時期を過ごしている。
ユリアン・ドラクスラーは「ドリブル」の上手さを持つ選手である。柔らかいボールタッチと緩急を巧みに使いこなした突破で相手陣を切り裂き、一気にチャンスへと結びつけることを可能としている。身長も185cmと大柄で、迫力も満点だ。ボールの置き所と間合いの取り方も上手く、カウンター時などにも威力を発揮。「ドリブル」の数値は「84」、「テクニック」も「86」とさすがの高評価となった。
また、左右両足から放たれる精度の高い「パス」やクロスも武器の一つであり、今季もPSGでリーグ戦11試合の出場ながら5アシストを記録している。まだまだトップクラスのスキルがあるとは言い難いが、まだ26歳で今後さらに質を上げていくことに期待ができる。一方で課題は得点力。PSG在籍4年間でリーグ戦における最多得点数はわずか「4」に留まっている。この点に関しては今後、改善していく必要があると言えそうだ。
確かな能力の持ち主であることは確かで、まだ26歳と今後の成長にも大いに期待できる。ただ、このままの状況が続くようならば、その才能は儚くも潰れてしまうだろう。まずは怪我による離脱を減らし、出場機会をコンスタントに得ることが求められる。