【写真:Getty Images】
イングランドのリーグ監督協会(LMA)のリチャード・ビーヴァンCEOは、中立地での開催が合意に至らなければ今季のプレミアリーグは打ち切りになるという見通しを示した。英『BBC』が伝えている。
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新型コロナウイルスの影響により中断されているリーグ戦の再開を目指しているプレミアリーグ。再開後の試合は各チームの本拠地ではなく、国内10ヶ所程度の中立地での無観客試合となる形が提案されている。
すでに開催された試合との間で公平性が保てないという理由などから、中立地開催には反対の声もある。上位チームとのホームゲームを多く残しているブライトンが明確に反対の意志を表明したほか、下位チームの多くが反対しているとも報じられている。
だが中立地での開催は、もはや再開に向けた唯一の選択肢となっているようだ。中立地開催で合意しなければシーズンが打ち切られるかどうかについて、「おそらくその通りだと思う」とビーヴァンCEOはコメント。「多くの人が集まるスタジアムでのホームゲーム開催は社会的距離のルールを遵守する上で疑問視される」と述べている。
中立地開催の形でプレミアリーグを再開させるかどうかについては11日月曜日に投票が行われると見込まれており、可決には20クラブ中14クラブの賛成が必要となる。下位6クラブが反対しているとも言われる中、非常に際どい投票となる可能性も予想されている。
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