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日本代表 5年前

日本代表、歴代背番号11の系譜。小野伸二、鈴木隆行、巻誠一郎、玉田圭司、柿谷曜一朗、宇佐美貴史、W杯で唯一ゴールを決めたのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ブラジルW杯

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コートジボワール戦の先発メンバー



監督:アルベルト・ザッケローニ
戦績:グループステージ敗退

背番号11:柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
生年月日:1990年1月3日(24歳)
個人成績:2試合出場/0得点0アシスト

 期限付き移籍した徳島ヴォルティスから2012年にセレッソ大阪に復帰し、13年にはリーグ戦で21ゴールをマーク。アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表に初招集を受けて7月に行われた東アジアカップで代表デビューを飾ると、その中国戦でいきなりゴールを挙げた。韓国戦で2ゴールを決めた柿谷は大会得点王に輝いている。

 東アジアカップの活躍で日本代表に定着した柿谷は、ブラジルワールドカップのメンバーに選出された。先制しながらも後半に逆転を許した初戦のコートジボワール戦で、柿谷は86分から出場する。ワールドカップ初出場を果たしたが、わずかな時間で得点を奪うことはできず、チームは黒星発進となった。

 続くギリシャ戦では出番がなく、日本代表は1分1敗で第3戦を迎えた。コロンビア戦もベンチスタートとなった柿谷は、1点のビハインドを負った69分から出場。しかし、チームは試合終盤に2点を追加されて敗れた。

 東アジアカップでブレイクした柿谷は日本代表の新たなエースとして期待されたが、ワールドカップイヤーは所属するC大阪でも結果を残せずにワールドカップに臨んだ。出場時間が限られた大舞台で、背番号11を背負った柿谷は力を十分に発揮できずに大会を去ることとなった。

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