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日本代表 5年前

日本代表、歴代背番号11の系譜。小野伸二、鈴木隆行、巻誠一郎、玉田圭司、柿谷曜一朗、宇佐美貴史、W杯で唯一ゴールを決めたのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

南アフリカW杯

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パラグアイ戦の先発メンバー



監督:岡田武史
戦績:ベスト16

背番号11:玉田圭司(名古屋グランパス)
生年月日:1980年4月11日(30歳)
個人成績:2試合出場/0得点0アシスト

 プロキャリアをスタートさせた柏レイソルで、玉田は5年目の03年に自身初の2ケタ得点をマーク。翌年3月のシンガポール戦で代表デビューを飾ると、初先発となった同年4月のハンガリー戦で初ゴールを決めて代表に定着している。

 名古屋グランパスに移籍した06年にはドイツワールドカップのメンバーに選出。チームはグループステージ敗退となったが、背番号20をつけた玉田は前回王者のブラジルを相手にゴールを挙げている。

 イビチャ・オシム監督時代は代表から遠ざかったが、岡田監督に代わると08年3月のバーレーン戦で1年8か月ぶりの復帰を果たす。同年5月のコートジボワール戦で1年11か月ぶりのゴールを決めた玉田は日本代表に定着し、2大会連続のワールドカップメンバー選出を果たした。

 本田圭佑が1トップに据えられ、玉田は岡崎慎司、矢野貴章、森本貴幸らとともにベンチから出場機会を窺った。日本代表は初戦のカメルーン戦に勝利、オランダ戦は前半をスコアレスで切り抜けたが、53分に失点して敗れた。玉田はオランダ戦の77分に玉田は大久保嘉人に代わり、この大会初出場を飾っている。

 デンマーク戦では出場機会がなかったが、日本代表は勝利してグループステージ突破を果たした。ラウンド16のパラグアイ戦は膠着状態が続き、スコアレスのまま延長戦へ突入。玉田は大久保に代わって106分に投入されたが、試合のPK戦の末に敗れている。2大会連続ゴールを決めることはできず、玉田は南アフリカを離れることとなった。

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