【写真:Getty Images】
クラブ内で3人の新型コロナウイルス陽性反応が検出されたことが発表されたドイツ1部のケルンだが、チームの活動が続行されることに選手から疑問の声も上がっている。現地メディア『エクスプレス』などが伝えた。
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ケルンはトップチーム選手とコーチングスタッフ全員がウイルス検査を行った結果、3人から陽性反応が検出されたと1日に発表。プライバシー保護のため3人に関する詳細は伏せられているが、報道では選手2人とフィジオセラピスト1人だと伝えられている。
感染が確認された3人は14日間の隔離生活を送ることになるが、クラブの活動は停止せず。ブンデスリーガが5月半ば頃からの再開を目指す中、引き続きグループ練習を継続することが明らかにされている。
だが26歳のベルギー代表MFビルヘル・フェルストラーテは、練習続行への疑問や不安を母国メディア『VTM』に語った。感染が確認されたチームメートとは直前まで一緒に練習しており、フィジオセラピストとも過去数週間接触を続けていたと同選手は説明している。
「検査が行われたのは木曜の16時だったが、僕らは9時から15時まで一緒にいて練習していた。木曜日の検査では自分が感染しているかどうかも分からない」とフェルストラーテ。「僕らが今のところ隔離されなくてもいいというのは少しおかしなことだ」と語った。
「家族や恋人や全員の健康こそが何よりも重要だ。まずは健康、それからサッカーだ」と同選手は主張。「ウイルスは僕らの近くにあるように思える。それでも全てが進められていくのはおかしいかもしれない」と、ブンデスリーガの再開に向けた動きにも疑問を呈している。
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