6位:バルセロナの新たなピース
FW:アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表/バルセロナ)
生年月日:1991年2月21日(29歳)
市場価格:1億2000万ユーロ(約144億円)
今季リーグ戦成績:26試合出場/8得点4アシスト ※5月1日時点
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2014年にアトレティコ・マドリードへ加入したアントワーヌ・グリーズマンは、そこからメキメキと力を付け始めた。クラブのエースとなり、2017/18シーズンにはヨーロッパリーグ制覇の原動力に。さらに、フランス代表としても攻撃の核として大きく奮闘し、2018年に行われたロシアワールドカップでは母国の20年ぶりとなる優勝に最後まで尽力。文字通り「ワールドクラス」の称号を手に入れた男と言えるだろう。
今年で29歳となったレフティーは、前線で様々なタスクを果たすことができる。トップ、トップ下、サイドハーフと幅広いポジションで質の高いプレーを連発し、「テクニック」と「パススキル」の高さ、抜群のシュートセンスを活かしてゴールとアシストの両方を量産する。「攻撃力」の高さは明らかで、ゴール前のクオリティに関してはもはや言うことはない。
「ドリブル」や「IQ」ももちろん高評価だが、アトレティコでディエゴ・シメオネ監督の下で培った守備意識の高さも見逃せないポイント。前線からのハードワークを怠らず、90分間ピッチを走り回る豊富なスタミナも兼備している。攻守両面においてウィークポイントの少ない選手であると言え、能力全体の平均値を対象とする同ランキングで堂々のトップ10入りとなった。
しかし、今季より所属しているバルセロナではより守備面での役割を求められているなど、起用法が適切とは言い難い。そうした部分の評価は大きく下がり、今後もこのような状況が続く場合は同ランキングの順位を落とす可能性も否めない。
【了】