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Jリーグ 5年前

サンフレッチェ広島、歴代最強外国籍選手5人。ハシェック、ストヤノフ、ミキッチ…親日家たちと歩んできた歴史

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

クロアチアに日本風スイーツ店をオープン

Sanfecce_2013
2013シーズンの基本先発メンバー



ミハエル・ミキッチ(クロアチア出身)

生年月日:1980年1月6日(40歳)
在籍期間:2009年〜2017年
J1通算成績:227試合出場/8得点

 広島の3度のリーグ優勝はミキッチなくして成し遂げることはできなかった。2009年にディナモ・ザグレブから加入すると、すぐ主力に定着して圧倒的なスピードと献身性を武器に右サイドを制圧。2012年と2013年のJ1連覇、2015年の3度目のリーグ優勝を全て中心選手として支えた。

 Jリーグでは通算227試合に出場し、そのほとんどは広島で記録している。キャリア終盤は負傷が多くなり、全盛期ほどのスピードも見られなくなったが、類まれなリーダーシップや豊富な経験は色あせず。2018年に湘南ベルマーレで1年間プレーしたのちに現役を引退した。

 その後、母国クロアチアに戻って2019年に日本風のスイーツを提供するカフェをオープン。インタビューなどでは度々日本や広島への愛着を口にする、Jリーグでプレーした外国籍選手の中でも歴代屈指の親日家だ。

【了】

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