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Jリーグ 5年前

サンフレッチェ広島、歴代最強外国籍選手5人。ハシェック、ストヤノフ、ミキッチ…親日家たちと歩んできた歴史

1993年に開幕したJリーグは、今年で28年目を迎えた。その間、世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍している。今回、フットボールチャンネルでは、サンフレッチェ広島で活躍した外国籍選手を5人紹介する。(2020年4月掲載の記事を再編集したものです)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

引退後はチェコに日本食レストランを開店

Sanfrecce_1994
1994シーズンの基本先発メンバー



イワン・ハシェック(元チェコ代表)

生年月日:1963年9月6日(56歳)
在籍期間:1994年〜1995年
J通算成績:83試合出場/42得点


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 母国の弁護士資格も持つインテリは、チェコやフランスでセントラルMFとして、チェコ代表では右サイドバックとしてもプレーしていたが、日本ではストライカーのイメージが強いだろう。サンフレッチェ広島加入初年度の1994年はリーグ戦で19得点を挙げ、1stステージ優勝に大きく貢献。1995年にはリーグ戦で11得点、さらに天皇杯準優勝においても重要な存在だった。

 小柄ながら空中戦に強く、ポストプレーにも長ける稀有な特徴を持ち、パンチ力あるシュートから数々のゴールを奪った。1996年にはジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)に移籍し、シーズン途中まで在籍したのち、1997年に母国の古巣スパルタ・プラハで現役引退を表明した。

 その後はスパルタ・プラハでスポーツディレクターを務めたほか、監督として欧州や中東、アジアを渡り歩き、2004年にはヴィッセル神戸も率いた。Jリーグ25周年を記念してインタビューを受けた際には、母国チェコに日本食レストランをオープンしたことも明かしている。

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