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マラドーナ、新型コロナ収束へ「神の手が助けてほしい」。自身のチームは降格回避

text by 編集部 photo by Getty Images

マラドーナ
【写真:Getty Images】

 アルゼンチン1部のヒムナシア・ラ・プラタを率いるディエゴ・マラドーナ監督は、新型コロナウイルスのパンデミック収束に向けて「神の手」が助けてくれることを願いたいと語った。アルゼンチン紙『クラリン』などが伝えている。

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 アルゼンチンサッカー協会(AFA)は28日に、新型コロナウイルスの影響により中断されていたシーズンの打ち切りと、今後2年間は降格チームを無しとするなどの決定を発表。降格チーム決定の基準となる過去3シーズンの平均勝ち点で最下位に位置していたヒムナシアも救われる形となった。

 ヒムナシアの1部残留決定については、「神の手」に助けられたという表現も用いられていた。マラドーナ監督が現役時代の1986年にアルゼンチン代表として出場したワールドカップで決めた有名なゴールの呼び名を用いての表現だ。

「我々にこういうことが起きて、新たな神の手だと言っている者も多い。だがその手には、今のパンデミックを終わらせることを頼みたいと思う。皆が健康と幸福の中でそれぞれの生活を送ることができるように」とマラドーナ監督はコメントしている。

 1986年ワールドカップ準々決勝のイングランド戦で記録された「神の手」ゴールは、浮き球をGKと競り合う中でマラドーナの腕にボールが触れたが、審判がハンドを取らず得点が認められた。同じ試合での「5人抜き」ゴールとともに伝説的場面となっている。

【了】

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