【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)医療委員会のミヘル・ドゥーゲ委員長は、個人的意見として9月頃までサッカーを再開すべきではないと主張している。英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに答えた。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ごく一部の国を除いて世界中のほとんどの国でプロスポーツの開催がストップ。だが新規感染者の増加がペースダウンしている国では国内リーグの再開日を発表したケースや、再開に向けた議論が進められているケースもある。
しかしドゥーゲ氏は、今回のパンデミックを「第二次大戦以降で最もドラマチックな状況」と表現した上で、9月1日頃までサッカーを再開すべきではないと主張。「個人的意見」だとしながらも、「世界ではまだ競技サッカーを行う準備ができていない。早いうちに状況が変わってほしいと願っているが、現時点ではそうではない。もっと忍耐が必要だ」と語った。
「サッカーがコンタクトスポーツであることは変わらない。だが今一番言われているのはまさにコンタクトを避けるべきだということだ。サッカーができるようになるのは人と人の接触が再び可能になってからだ」とドゥーゲ氏は見解を述べている。
現時点では5月や6月頃の国内リーグ再開を目指す国が多い一方で、欧州では2019/20シーズンの打ち切りを決める国も出てきている。オランダでは24日にエールディビジの今季終了を正式決定。フランスでも28日に首相から事実上のシーズン打ち切りが宣言された。
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