【写真:Getty Images】
フランス政府が大規模イベントの開催を9月まで禁止したのを受けて、パリ・サンジェルマン(PSG)のナーセル・アル=ヘライフィー会長がチャンピオンズリーグ(CL)を国外で行う考えがあることを明かした。28日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
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新型コロナウイルスによりこれまでに12万人以上の感染者、2万3000人以上の死亡者が報告されているフランス。ただ、新規感染者数の増加ペースが落ち着いてきたこともあり、フランス政府はロックダウン(都市封鎖)解除に向けた今後の計画案を発表した。その中でスポーツに関しては、大規模イベントを「9月までは開催できない」とする方針が示され、プロスポーツの2019/20シーズンについては「特にサッカーは再開できない」と明言されている。つまり、事実上今季の打ち切りが宣言された。
アル=ヘライフィー会長はRMCスポーツを通じて「私たちはフランス政府の決定を尊重する」としながらも、「欧州サッカー連盟(UEFA)との合意に基づき、今シーズンのチャンピオンズリーグの最終ラウンドに関して、指定された開催場所で参加するつもりだ。フランスでプレーすることができない場合は、選手と全てのスタッフを可能な限り最高の健康状態に置くことを保証して、国外で試合をすることを考えている」と語っている。
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