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Jリーグ 5年前

サガン鳥栖、歴代最強外国籍選手5人。今も愛される「永遠の10番」にJリーグを彩った名手も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ育ちのMF

サガン鳥栖
2019年の基本先発メンバー

イサック・クエンカ(スペイン出身)
生年月日:1991年4月27日(29歳)
在籍期間:2019年
J1通算成績:29試合出場/6得点


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 バルセロナの下部組織出身で、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でトップチームデビューも果たした経験を持つ男は、昨年にサガン鳥栖へ加入した。FWビクトル・イバルボ、FWフェルナンド・トーレスに次ぐ日本でも多少名の知れた助っ人として、活躍が大いに期待されていた。

「背番号7」を身に付けたイサック・クエンカは開幕から2試合こそ欠場したものの、その後はすぐにスタメンに定着。ボールコントロールの上手さとバルサ仕込みのパスセンスで攻撃陣を活性化させ、チームにおいて不動の存在となった。

 鳥栖は昨季、最後まで残留争いに苦しんだが最終的に降格は免れた。チームとしては課題の残るシーズンとなったが、その中でもクエンカは奮闘を見せ、FW金崎夢生に次ぐチーム内2位の6得点を叩き出している。決して飛び抜けた数字ではないが、加入1年目でチームとしても苦しい状況の中、大健闘を見せたと言えるだろう。間違いなく攻撃の中心人物となっていた。

 ただ、クエンカはわずか1年で鳥栖を退団し、ベガルタ仙台へ旅立った。昨季の活躍を考えれば今季への期待も十分だっただけに、放出せざるを得なかったのはなんとも残念だ。

●2019シーズンの基本先発メンバー

▽GK
高丘陽平

▽DF
高橋祐治
高橋秀人
金井貢史
三丸拡

▽MF
松岡大起
原川力
福田晃斗
イサック・クエンカ

▽FW
金崎夢生
金森健志

【了】

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