【写真:Getty Images】
元ドイツ代表GKのイェンス・レーマン氏は、3月に新型コロナウイルスに感染していたことを明かした。一方、ブンデスリーガ再開に向けて同氏が提唱した案は物議も醸している。独紙『ビルト』が27日付でインタビューを伝えた。
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現役時代にシャルケやボルシア・ドルトムント、アーセナル、シュトゥットガルトなどでプレーし、ドイツ代表として3度のワールドカップなどにも出場したレーマン氏。現在50歳の同氏は3月半ば頃にウイルスに感染していたという。
「確かに感染していた。1日半ほど咳と軽い熱があった。2週間の隔離生活を過ごして回復が認められた」とコメント。自身の症状は「インフルエンザより軽かった」としながらも、「もちろんリスクのある人たちは注意しなければならない」と訴えている。
ウイルスの影響により中断されているブンデスリーガや欧州各国リーグは再開に向けた動きもあるが、当面は無観客での試合開催が確実視されている。だがレーマン氏は先日、スタジアムの収容人数の20%程度の観客を入れての試合開催を提案して厳しい批判を受けていたという。
しかし、批判を受けても同氏の持論は揺らいでいないようだ。「納得できる反論を聞くことはできなかった。4分の1の席が埋まる程度なら社会的距離を取るには十分だ。違反した者は追い出して入場禁止にすればいい」とレーマン氏。経済活動の再開という観点から一定数の観客入場を認めるべきだとする主張を展開している。
【了】