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ブラジル代表歴代サイドバック、その能力値は? カフー、ロベルト・カルロス…DFの枠を超えた超人たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フィリペ・ルイス

フィリペ・ルイス
【写真:Getty Images】

DF:フィリペ・ルイス(ブラジル代表/アトレティコ・マドリー)
生年月日:1985年8月9日(当時31歳)
17/18シーズン成績:20試合1得点2アシスト
17/18シーズン市場価格:800万ユーロ(約9.6億円)
ブラジル代表主な出場大会: 2013年FIFAコンフェデレーションズカップ(優勝)、2015年コパ・アメリカ、2016年コパ・アメリカ・センテナリオ、2018年FIFAワールドカップ・ロシア大会、2019年コパ・アメリカ(優勝)

 ここまで紹介したブラジル代表のサイドバックは「攻撃的サイドバック」とされる選手たちだった。しかし、このフィリペ・ルイスは守備力に長けたサイドバックといえるだろう。18/19シーズンまで在籍したアトレティコ・マドリーは世界最高の守備力を持つチームであり、その中で重要な役割を担い続けた男である。

 能力値の対象としたのは、初のワールドカップ出場となった2018年ロシア大会当時。17/18シーズンは負傷によって20試合の出場にとどまったが、クラブはUEFAヨーロッパリーグを制覇。それ以前では、13/14シーズンにラ・リーガを制覇、13/14と15/16シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで決勝進出に貢献している。

 最高評価はやはり「守備力」。守備強度の高いアトレティコのサッカーを体現する存在であり、今回の5人の中では総合力では最も低い評価となったが、守備力では最高値を記録している。

 その他にも「スピード」「テクニック」「メンタル」で80以上を記録した。特にメンタルはアトレティコのディエゴ・シメオネ監督からも高い評価を受けており、彼を語る上で重要な項目といえるだろう。

 マルセロのページでも触れたとおり、ブラジルの左サイドバックは優秀な選手が多く存在するが、18年ワールドカップで2番手として選出されたのは負傷明けのフィリペ・ルイスだった。それは、高い守備力というオプションに加えてベンチでも高いモチベーションでチームを盛り上げられるメンタルが評価されてのことだろう。

ブラジル代表で大活躍を見せたDFカフーとDFロベルト・カルロスが、スポーツ育成シミュレーションゲーム「プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド」(サカつくRTW)に登場!

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【了】

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