【写真:Getty Images】
2017年4月26日。サポーターもチームメートたちも、そして本人も待ちわびていたであろう瞬間がついに訪れた。ハビエル・マスチェラーノがバルセロナでの初ゴールを記録した日だ。
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2010年にリバプールからバルサに加入したマスチェラーノは、ジョゼップ・グアルディオラ監督をはじめとする歴代監督の下で5回のリーガエスパニョーラ優勝や2回のチャンピオンズリーグ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献。守備的MFやセンターバックとして豪華攻撃陣の後方を支え続けた。
だが守備的なポジションでプレーしているとはいえ、強豪チームで7年近くもの時間を過ごして一度もゴールネットを揺らすことがないという例は滅多にない。その“連続無得点”記録の継続には大きな注目が集まり、マスチェラーノ自身も「ゴールを決めることなくバルセロナを去る可能性は大きい」と話していたほどだった。
しかし、バルサでの公式戦通算319試合目となったオサスナ戦でついにその記録に終止符が打たれる。チームが5-1の大量リードを奪った状況でPKを獲得したが、本来のキッカーであるリオネル・メッシはすでに交代。観客からの後押しも受けてキッカーを務めることになったマスチェラーノは、豪快なシュートを突き刺して長き沈黙を破った。
リーガエスパニョーラの公式ツイッターアカウントでは、このゴールから3周年を記念して26日に動画を投稿。“守備の人”の記念すべき初得点を振り返っている。