2020シーズンを5月8日に開幕することを決定した韓国Kリーグでは、多くの国外メディアから試合の放映権の購入に向けた希望が集まっているという。韓国『KBS』が27日に伝えた。

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　韓国では当初2月末に予定されていたKリーグのシーズン開幕が新型コロナウイルスの影響により無期限延期。だが新規感染者の増加が鈍化した状況の中、5月8日からシーズンを開始することが先週決定された。

　世界の大半の国でサッカーを含めたスポーツイベントが開催されない状況の中、数少ない国内リーグ開催国であるベラルーシリーグなどにも他国からの注目や放送需要が高まっていた。Kリーグも同様の状況となっているようだ。

　韓国プロサッカー連盟が27日に明らかにしたとして同国メディアが伝えたところによれば、Kリーグの放映権は中国や香港、クロアチアなどの東欧諸国を含めた10ヶ国の放送局と、3社のオンラインプラットフォームに販売されたとのこと。また他にも欧州各国やアメリカ、オーストラリアなどの放送局から購入の問い合わせが寄せられているとのことだ。

　各国メディアによれば、現時点でサッカーの国内リーグが開催されている国は世界でベラルーシ、ニカラグア、トルクメニスタン、台湾のみ。タジキスタンでは先週末まで試合が行われたが、感染予防対策のため2週間の一時休止が発表されている。

【了】