イングランド・プレミアリーグのエバートンは、ロックダウン（都市封鎖）の状況下でホームパーティーを開催したとして問題視された20歳のイタリア代表FWモイーズ・キーンに厳しい処分を下すことが見込まれている。英紙『ガーディアン』などが伝えた。

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　新型コロナウイルス感染拡大の影響により、イギリスでも外出制限などの措置が取られた状況が続いている。だがキーンは先日、友人などを自宅に招いてホームパーティーを開催して楽しんでいる様子が動画に収められSNSで流出したとして問題となった。

　エバートンは報道を受け「このような行為は絶対に容認できない」とキーンの行為を非難する声明を出した。だがクラブから同選手への処分は叱責だけでは済まないかもしれない。

　キーンに対しては、罰金処分の最高額として規定された給与2週間分の罰金が科される可能性が高いとみられている。罰金の推定額はメディアにより異なるが、10万ポンド（約1330万円）とも16万ポンド（約2130万円）とも伝えられている。さらにエバートンは同選手に公式な謝罪を行うことも要求するという。

　イングランドサッカー界では、外出制限や社会的距離に反したサッカー選手の行動が問題視されるケースも相次いでいる。これまでにもマンチェスター・シティのDFカイル・ウォーカーやアストン・ビラのMFジャック・グリーリッシュなどが同様の不祥事について謝罪している。

【了】