【写真:Getty Images】
レアル・マドリードは、新型コロナウイルスの影響により中断されている公式戦が再開された場合には、練習場内にある小規模スタジアム「エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ」で試合を行うことが認められたようだ。スペイン紙『アス』が26日付で伝えた。
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現時点では再開の見通しが不透明なリーガエスパニョーラだが、再開されたとしても当面は無観客試合での開催となる見通し。その再開後の試合について、マドリーはエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノでの開催を計画しているともスペインメディアで報じられていた。
ラ・リーガおよびスペインサッカー連盟(RFEF)は、マドリーに対して使用スタジアム変更を許可することを伝えたようだ。開催基準を満たすためには照明設備やVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)設備がネックになる可能性があるとも伝えられていたが、VARに関しては機器のレンタルなどで問題なく、照明のわずかな工事のみが必要になる見通しだという。
本来の本拠地である約8万人収容のサンティアゴ・ベルナベウは現在改修工事中であり、試合を開催するのであればそのたびに工事中断が必要となる。だが観客が入場しないのであれば練習場内にある約6000人収容のディ・ステファノを使用しても問題はなく、開催経費も大きく圧縮できると見込まれている。
いずれにしても、現時点でリーガの再開日程は不確定。マドリーはスペイン政府からの開催許可が下りてからスタジアムの具体的な準備作業を行う見通しだという。
【了】