【写真:Getty Images】
オランダ・エールディビジのADOデン・ハーグを率いるアラン・パーデュー監督は、クラブとの契約に設定された「残留ボーナス」を受け取らず、寄付を申し出たことを明らかにした。英メディア『スカイ・スポーツ』が26日に伝えている。
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新型コロナウイルスの影響により中断が続いていたエールディビジは、24日に今季リーグの打ち切りを正式決定。2部リーグとの間での昇格・降格が行われないことも決定された。
中断時点で自動降格圏の17位に位置していたデン・ハーグも残留することになる。これによりパーデュー監督は10万ポンド(約1330万円)の残留ボーナスを受け取るとも報じられたが、同監督はクラブに辞退を申し出たようだ。
「契約を交わした時、降格回避によるボーナスも設定されていた。だが報じられていた金額とは異なる」とパーデュー監督はコメント。残留ボーナスの設定自体は「世界中の多くの監督の契約において一般的」だとも説明している。
クラブからは同監督に対し、設定されたボーナスを支払う意向が伝えられたという。だが「私には支払わず、クラブの一般スタッフに支給するか、オランダの健康機関のコロナウイルス対策を助けるために寄付してほしいと伝えた」と辞退を明かした。
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