【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのノリッジ・シティは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響によるクラブスタッフの一時解雇を撤回しない方針を改めて明らかにした。クラブ公式ウェブサイトが伝えている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
裕福であるはずのプレミアリーグクラブが英国政府の休業補償給付制度を利用してスタッフを一時解雇する決定に対しては批判の声も上がり、リバプール、トッテナム、ボーンマスは一旦発表した一時解雇を撤回。ノリッジとニューカッスルのみが引き続き一時解雇を継続している。
「変わったように見られるためだけに変えるつもりはない。我々は我々の考えを貫く。自分たちのビジネスのために正しい理由で行ったことだと信じている」とノリッジのスチュワート・ウェバーSD(スポーツディレクター)はコメントし、同クラブが決断を撤回しない姿勢を示した。
「現時点で文字通り業務が行えないスタッフを一時解雇しただけだ。少なくとも50%の職員は今も各分野で仕事をしている。今だけでなく将来に向けてスタッフを守るため決断を下した」とビジネス&プロジェクト・ディレクターのゾー・ワード氏は述べている。
一方、いくつかのクラブが合意に達しているような選手給与の支払い延期については現時点で交渉を行っていないとのこと。リーグ再開時期も、最終的にクラブが被る損失の規模も不透明な現状では交渉は難しく、全体像が明確になってから対応を取ると説明している。
【了】