【写真:Getty Images】
リバプール市議会は、チャンピオンズリーグ(CL)のリバプール対アトレティコ・マドリード戦が周辺地域における新型コロナウイルス拡大にもたらした影響について調査を行うことを表明した。英『BBC』など複数メディアが伝えている。
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CL決勝トーナメント1回戦2ndレグのリバプール対アトレティコ戦は3月11日に開催。イタリアやスペインではすでにウイルス感染の拡大が懸念されつつある時期だったが、英国では比較的ウイルスの到達が遅かったこともあり、試合は5万2000人以上の観客を入れて通常通りに開催された。
「リバプール市議会は、リバプール大学およびジョン・ムーアズ大学のパートナーとともに、3月11日にアンフィールで行われたアトレティコ・マドリードとの試合がもたらした新型コロナウイルスへの影響について調査を行うことで合意した」と市当局スポークスパーソンによるコメントが伝えられている。
英国でのサッカー全面中止前に行われた最後の大規模な試合となったリバプール対アトレティコ戦がウイルス拡散に影響した可能性はこれまでにもたびたび指摘されてきた。リバプール市公共健康ディレクターのマシュー・アシュトン氏は「あの試合の開催は正しいことではなかった」とコメント。マドリード市のホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ市長も、約3000人のアトレティコサポーターが英国を訪れたのは「誤りだった」と見解を述べていた。
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