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「怪物ピッチを選ばず」。劣悪環境でもロナウドの推進力は止まらない

text by 編集部 photo by Getty Images

ロナウド
【写真:Getty Images】

 UEFA公式SNSが、元ブラジル代表のロナウドが1998年に決めたゴールを紹介した。

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 1997/98シーズン、ロナウドが所属していたインテルは、UEFAカップで勝ち上がっていた。準決勝セカンドレグは、敵地ロシアでのスパルタク・モスクワ戦。この一戦で2点を決めたのが、“フェノーメノ(怪物)”・ロナウドだった。

 ロシアのピッチは、現在のサッカーでは考えられないほどの状態。まともにプレーするのが難しいことはひと目で分かる。

 しかし、ロナウドは物ともしなかった。スローインを受けて巧みに反転したフェノーメノは、パスのリターンを受けてペナルティエリアに侵入。あっさり2人のDFをかわすと、飛び出してきたGKもかわしてゴールに流し込んだ。

 ロコモティフ・モスクワを下して決勝に進んだインテルは、ラツィオとのファイナルにも勝ち、このシーズンのUEFAカップを制している。

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