【写真:Getty Images】
イタリアの保健当局で局長を務めるフランコ・ロカテッリ氏が、無観客試合のサッカーを通じて新型コロナウイルスが広まるリスクは低いとの見解を示した。23日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
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新型コロナウイルスの感染者が急増したイタリアでは、感染拡大を防ぐためにセリエAが無期限延期となった。現在は新規の感染者数や死亡者数が減少傾向にあり、外出禁止措置が一部緩和される5月4日にトレーニング再開を予定している。5月末か6月上旬にはリーグを再開する可能性もある。
そんな中、ロカテッリ氏は「22人の選手とベンチから入る6人の選手、3人の審判しかいない場合、新型コロナウイルスを広める手段になるとは思わない。しっかりとした接触が必要だが、十分に接触するようには見えない」とし、限られた人だけであればリスクは低いとの見解を示している。ただ、前提として定期的な健康診断および試合前の時点で選手が感染していないことを確認することが重要であるとのこと。
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