湘南スタイルを支えた守備職人
2015年の基本先発メンバー
アンドレ・バイア(ブラジル出身)
生年月日:1983年11月24日
在籍期間:2015年~2018年
通算成績:74試合出場/2得点(J1)、39試合出場/4得点(J2)
CRフラメンゴ出身のアンドレ・バイアはフェイエノールトに6年半在籍し、小野伸二や宮市亮ともプレーした。2年間在籍したボタフォゴでは鹿島アントラーズを3連覇に導いたオズワルド・オリヴェイラ監督に師事。日本にやってきたのは2015年のことだった。
前年に勝ち点101を獲得してJ2を優勝した湘南に加入。スピードはなくそれほど高さがあるわけではないが、寄せの素早さやカバーリング能力を武器に3バックの中央に定着。ときに3バックの両サイドが攻め上がるアグレッシブなサッカーを展開する中で、熟練の技を見せるDFの存在は不可欠だった。
15年は湘南ベルマーレにチーム名が変わってから最高位となる8位。主力が多く引き抜かれた16年はJ2降格の憂き目にあったが、17年はJ2優勝でJ1昇格に成功した。バイアは3シーズンで100試合に出場して不動の地位を築いていたが、18年は大卒ルーキーの坂圭佑の台頭もあり、出場機会が激減。このシーズン限りでチームを去っている。
●2015年の基本先発メンバー
▽GK
秋元陽太
▽DF
遠藤航
アンドレ・バイア
三竿雄斗
▽MF
藤田征也
菊地俊介
永木亮太
菊池大介
▽FW
大竹洋平
高山薫
大槻周平
【了】