【写真:Getty Images】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のカディスCFに所属する26歳のスペイン人DFファリが、新型コロナウイルスを理由に現役引退する可能性を示唆した。スペインメディア『コープ』のインタビューに答えたと、21日に独紙『フォーカス』が報じている。
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新型コロナウイルスの感染者が急増したスペインではリーガエスパニョーラなどのリーグ戦が無期限延期となった。現在は新規の感染者数や死亡者数は減少傾向にあるものの、まだ油断できない状況が続いている。リーグを再開する場合は無観客試合になることが予想されており、選手や監督、審判など限られた人だけがスタジアムに入ることになる。
ただ、ファリは無観客試合にも否定的な考えを持っている。「ルールは確かに明確になるが、僕が感染しないことを100%保証するものではない」とし、「僕の健康と家族の健康は、世界中のお金よりも価値がある」と答えた。そして、「ワクチンがない場合はサッカーをしない」とし、「26歳でサッカーを辞めなければならないのなら諦める覚悟は出来ている」とコメント。クラブの会長から思いとどまるよう促されたことも明かしたが「何よりもまず、僕の健康と家族の健康が大事」であることを強調し、安全であると保証できない限りプレーしないという考えを明らかにしている。
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