堅守の要
2004年の基本先発メンバー
ジャーン(ブラジル代表)
生年月日:1977年9月24日
在籍期間:2002年~06年
通算成績:141試合出場/9得点
サントスでプレーし、ブラジル代表歴もあるジャーンは、原博実監督が就任した2002年にFC東京に加入した。守備陣の要として茂庭照幸とセンターバックでコンビを組み、4位に躍進した03年はリーグ最少の31失点を記録している。
04年のナビスコカップ決勝で見せた“ジャーンの涙”はFC東京の語り草となっている。前半に2度の警告を受けて退場になったジャーンは涙を流してピッチを後に。闘将を欠いたFC東京は120分を無失点で凌ぎ、PK戦の末にクラブ初となるタイトルを獲得している。
FC東京では5年間で141試合に出場。07年から4年間は湘南でプレーし、J1昇格にチームを導いた。現役引退後は代理人を務め、ブラジル人選手をJリーグへと送り込んでいる。
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