【写真:Getty Images】
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)会長であり国際サッカー連盟(FIFA)副会長も務めるビクトル・モンタリアーニ氏は、世界各国でサッカーが再開されたとしても2020年中は無観客試合が続く可能性があるという見解を示した。イタリア『Raiスポルト』が20日付でインタビューを伝えている。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ごく一部の国を除いてサッカーや他スポーツの開催は軒並み中止。徐々に再開に向けた動きも出始めているが、当分は各試合が無観客で開催されることになるのではないかとの見通しもある。
「個人的には、2020年中は観客を入れての試合ができるとは思えない」とモンタリアーニ氏はコメント。「今年中は非常に難しいことだと思う。他のスポーツにも言えることだ」と続けている。
モンタリアーニ氏は先日、各国の移動制限などの影響により、代表チームの国際試合を年内に再開するのは難しいとの考えも述べていた。だが「(年内に)代表チームのための期間もあると思う」と、以前より楽観的な見方も示している。
ベルギーのウイルス学者からは、選手がマスクを着用してプレーする案も提示されていた。モンタリアーニ氏は「それでサッカーがプレーできるならやらないよりはいい」としながらも、「少し行き過ぎだ。再開する時には普段どおりのサッカーではなければならない」とマスク案に否定的な考えを述べた。
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