フランスプロサッカーリーグ機構（LFP）は20日、新型コロナウイルスの影響により中断されているリーグアンおよびリーグドゥ（2部）について、6月17日の再開を目指す方針を表明した。

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　ウイルス感染拡大の影響を受けた欧州や世界の各国と同じく、フランスでも3月半ばから国内リーグの全試合が延期。現時点では国内の外出禁止令が5月11日まで延長され、依然として厳しい状況が続いている。

　だがLFPは、今月10日の協議会で行われた投票により全会一致で可決されたというリーグ再開の方針を発表。今季のリーグ戦を7月25日にまでに終了した上で、8月22日から23日には来季を開幕させることが目標として示された。そのためには、中断されている今季を6月17日に再開することが想定されると述べられている。

　再開の実現に向けては今後フランス政府や欧州サッカー連盟（UEFA）との調整が行われる見通し。再開後の試合を無観客試合とするかどうかについても、今月末に発表が予定される政府のガイドラインを待って判断するとのことだ。

　今季リーグアンは第28節を終えた時点で中断され、各チームは10試合（パリ・サンジェルマンとストラスブールのみ11試合）を残している。6月17日の再開から7月25日までに全日程を終えるためには、ほぼ毎週2試合を行うことが必要な見通しとなる。

【了】