【写真:Zoomより】
Jリーグの村井満チェアマンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中断されている同リーグについて、再開後の公式戦を無観客試合の形で開催することも今後検討していく方向性を示した。
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Jリーグは2月にJ1、J2の開幕戦などが行われたあと全ての公式戦が延期。その後の再開日程も延期が繰り返され、現時点では明確な再開の見通しが立たない状況が続いている。
ウイルス感染拡大のリスクが完全には抑えられない状況の中では、試合が再開されたとしても一定期間は観客を入れずに試合を開催することが必要となるかもしれない。21日に開かれたオンライン記者会見で村井チェアマンもその可能性を認めた。
無観客での試合開催は「最後の最後で」としながらも、「そろそろ選択肢に入ってくる可能性はある」と村井チェアマンはコメント。「場合によっては無観客でもダメかもしれないし、再開スタイルは様々な要素を検討していかなければならない。開催スタイルは我々だけでは決められないので、様々なオプションを検討している段階」と、無観客開催も含めた検討を行っていく見通しを示した。
一方、再開に向けた準備期間については日本プロサッカー選手会(JPFA)から「6週間必要」という要望が行われたとの一部報道もあったが、JPFAは「具体的な要望は出しておりません」とこれを否定している。村井チェアマンも「準備期間をどれくらい確保するかはこのあと詰めていく。現時点で確定しているものはない」と話している。
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