アーセナルに所属する31歳の元ドイツ代表MFメスト・エジルが減給を拒否したようだ。20日に英紙『メトロ』が報じている。

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　新型コロナウイルスの影響で欧州各国のリーグは中断された。その経済的打撃を緩和するためにブンデスリーガやリーガエスパニョーラなどのクラブは選手の減給を実施している。そして、現地時間20日にはアーセナルも選手、監督、コーチングスタッフと12.5％の給与カットを実施することで合意に至ったと発表。しかし、全ての選手が合意したのではなかったようだ。

　同紙によると、エジル含め3人の選手が減給に拒否したという。エジルは週給35万ポンド（約4700万円）を稼ぐ高給取りだ。同選手の代理人は以前「延期はオプションとしてある。クラブが去年と同じ利益を得るかわからない今日の時点で、減給に合意するべきではない。クラブへの正確な財政的影響は何か。それは3〜6ヶ月後に見ることができるものであり、今日の時点では見ることが出来ない」とコメントしていたが、エジルに拒否を促したかは定かではない。なお、エジルは慈善活動を積極的に行なっており、毎月給与の大部分を慈善団体に寄付しているとのこと。

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