【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのローマは19日、選手たちや監督、コーチ陣らが4ヶ月分の給与の全額カットを自発的に申し出たことを明らかにした。
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「選手たち、パウロ・フォンセカ監督、彼のスタッフたちは、新型コロナウイルスのパンデミックがサッカー界にもたらした経済危機の克服に向けてクラブを助けるため、今季の4ヶ月分の給与を返上することを自発的に選んだ」とクラブは述べている。
4ヶ月分の給与返上に加えて、ローマの選手・監督・コーチングスタッフは、イタリア政府の休業補償制度の対象となるクラブの一般職員が給与の全額を受け取ることができるように差額を負担することにも同意したとのことだ。
「(キャプテンのエディン・)ゼコも全ての選手たちもフォンセカも、このクラブの存在の意味を本当に理解していることを示してくれた。我々の職員に対する素晴らしい行為にも感謝したい」とグイード・フィエンガCEOはコメントしている。
ウイルス危機により全世界でサッカーの開催がストップしている状況で、各クラブは選手らの給与カットに向けた交渉を行っている。イタリアではユベントスが率先して先月28日に全選手の3ヶ月分の給与カットを発表。今月15日にはパルマも1ヶ月分のカットを発表していた。
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