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Jリーグ 5年前

浦和レッズ、歴代最強外国籍選手5人。ドイツとの深いつながり、超強力ブラジル人たちと掴んだ栄光

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

キャリア全盛期を浦和に捧げた魔法使い

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2007シーズンの基本先発メンバー



ロブソン・ポンテ(ブラジル出身)

生年月日:1976年11月6日
在籍期間:2005年〜2010年
J1通算成績:144試合出場/33得点

 クラブのレジェンドにして当時の監督だったギド・ブッフバルトに請われる形で、ドイツの名門レバークーゼンから浦和に加入したのが2005年なつのこと。それから2010シーズンまで5年半にわたって浦和をけん引した。

 移籍1年目から背番号10を託され、夏以降の半年だけでリーグ戦8得点を記録。2006年は浦和にとって初のJリーグ優勝に貢献し、2007年はAFCチャンピオンズリーグ制覇の立役者となると、Jリーグでは7得点12アシストの大暴れで年間最優秀選手賞に輝いた。異次元のテクニックと卓越したプレービジョンで圧倒的な存在感を放っていた。

 晩年は怪我も多く、浦和退団後に所属した母国のグレミオ・バルエリでのプレーを最後に2011年限りで現役を引退。最近は現役時代に自身の代理人だったテオドロ・フォンセカの腹心としてポルトガル1部ポルティモネンセのディレクターを務め、数々な日本人選手の獲得や、日本への選手供給で辣腕を発揮している。

【了】

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