【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、給与の一部カットに向けてフランク・ランパード監督や選手たちとの交渉を行っており、4ヶ月分の給与の10%をカットする形が見込まれているようだ。英紙『ガーディアン』などが伝えている。
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新型コロナウイルスの影響により全ての公式戦が中止され、収入源を絶たれたクラブが困窮する中、選手らの給与カットに向けた動きが世界中で伝えられている。プレミアリーグは全選手に対して一律30%カットの案を提示したが合意には至らず、各クラブで個別に交渉が行われている状況だ。
チェルシーでもキャプテンのDFセサル・アスピリクエタが中心となってクラブとの交渉を行っている模様。各選手らはすでに別の形でクラブや社会への支援を行っていることもあり、4ヶ月分の給与の10%前後のカットが想定されているとのことだ。合意に至れば、チェルシーは総額で800万~1000万ポンド(約10億7000万~13億5000万円)ほどの経費を削減することになるとみられている。
プレミアリーグの他クラブでは、アーセナルは給与の12.5%をカットしつつチャンピオンズリーグ出場権獲得などに応じたボーナスを設定する形での合意に近づいていると報じられている。一方でサウサンプトンやウェスト・ハムは給与の一部支払い延期が合意に達したことをすでに発表している。
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