【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響により世界中でサッカーの試合が中止され、再開後も無観客試合での開催が見込まれる状況の中、デンマーク1部のFCミッティランは「ドライブインサッカー」と名付けた新たな形の試合開催案を発表した。
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クラブの発表したプランによれば、本拠地スタジアムであるMCHアリーナの外壁上部から外側へ向けた巨大スクリーンを設置。スタジアム内で行う試合の映像をライブ中継し、隣接する駐車場の車の中からファンが観戦する形を想定しているという。音声についてはテレビ実況を特定の周波数で流し、カーラジオで受信可能にするとのことだ。
1万2000台の駐車スペースのうち2000台分を開放し、最大で1万人程度が生観戦に準じる形で試合の雰囲気を楽しむことができると計画されている。最初の開催が成功すればさらに規模を拡大し、「ギネス世界記録への申請」も検討するとクラブは述べている。
デンマーク・スーペルリーガはレギュラーシーズンの終盤を迎えた3月半ばから全ての試合が延期。2年ぶり3度目のリーグ優勝を目指すミッティランは2位のFCコペンハーゲンを大きく引き離して首位を快走している状況だった。
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