【写真:Getty Images】
サッカー史上最高のゴールのひとつとして語り継がれている、ディエゴ・マラドーナ氏の“5人抜きゴール”。そのマラドーナ氏の真の後継者であることを証明するかのように、リオネル・メッシが全く同じようなスーパーゴールを決めたのは今日からちょうど13年前の2007年4月18日のことだった。
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マラドーナ氏が伝説のゴールを決めたのは1986年メキシコワールドカップ準々決勝。国際サッカー連盟(FIFA)の投票で「20世紀最高のゴール」にも選ばれたイングランド戦でのゴールは、マラドーナ氏がこの大会でアルゼンチン代表を世界一に導いたこととも相まって、サッカー界の伝説的場面として歴史に残る偉業となった。
同じアルゼンチン出身のメッシはバルセロナで下部組織から頭角を現し、2006/07シーズンには完全に主力に定着。シーズン終盤を迎えたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)1stレグのヘタフェ戦で、その時は訪れた。
自陣内右サイドでボールを持ったメッシはその場で2人の相手選手をかわすとゴールに向かって急加速。次々と迫り来る守備陣をスピードと細かな方向転換でことごとく抜き去り、最後はGKもかわしてゴール右側からのシュートを流し込んだ。そのコース取りもDFのかわし方も、合計13回というボールタッチ数に至るまで、信じがたいほどにマラドーナのゴールに酷似している。