アーセナルは、プレミアリーグのクラブとしては最初に選手の給与カットが合意に達するクラブになると見込まれている。英メディア『BBC』などが伝えた。

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　新型コロナウイルスの影響により全ての試合がストップしているイングランドでは、プレミアリーグが全選手に中断期間中の30％の給与カットを提案したが合意に達せず。現時点では一部のクラブが給与支払い延期の合意などを発表するにとどまっている。

　報道によればアーセナルの選手たちは、年間給与の12.5％をカットする形でクラブとの合意に達する見通し。だがその代わりに、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得や優勝などの場合に支払われるボーナスが新たに設定されるという。

　プレミアリーグが再開され、アーセナルが来季のCL出場権を獲得した場合には、各選手に10万ポンド（約1350万円）のボーナスが支払われるとのこと。もし来季のCLで優勝すれば50万ポンド（約6730万円）、ヨーロッパリーグで優勝すれば10万ポンドが支払われるとのことだ。

　プレミアリーグが中断された時点でアーセナルは9位。だが他の多くのチームより1試合を多く残していること、2位のマンチェスター・シティがCL出場禁止処分を受けていることなどから、リーグ戦が再開されればCL出場圏への浮上を狙うこともできるかもしれない。

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