GKはあの若手
【写真:Getty Images】
今回は異例の企画である。
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新型コロナウイルスの感染拡大によって世界中の機能が止まり、プレミアリーグも中断を余儀なくされた。メディアから監督、選手のインタビュー、マッチレポートが消え、各クラブの借金額とか新たな感染者とか、ネガティブな話題が目につく。いかんいかん、そんなんじゃいかん。このご時世だからこそ、明るく前向きに捉えましょ、というわけで、第29節終了時点のプレミアリーグ・ベスト11を選んでみた。
ただし、「リバプールの選手を除く」である。なぜなら、2019/20シーズンのリーグ制覇が99.99%決定している彼らを人選に含めると、半数以上を占めてしまうからだ。
しかも、『SKY SPORTS』をはじめとするイギリスのメディアが、リバプールを含めたベスト11を選びはじめている。ならば筆者は生来のひねくれ者。〈WITHOUT LIVERPOOL〉でトライするのが個性というものだ。
GKはシェフィールド・ユナイテッドのディーン・ヘンダーソンだ。安定感が増し、イージーミスはほとんどない。正確性が増したフィードも各方面で高く評価され、攻撃の基点としても機能するようになってきた。
クリーンシート数はリーグ2位タイの10回。クラブに浸透する守備意識の高さもさることながら、ヘンダーソンはキャッチング、ポジショニング、コーチングなど、水準以上のパフォーマンスで貢献している。まだ23歳。今後10年はトップランクを維持するに違いない名GKだ。