指揮官の信頼を失ったGK
【写真:Getty Images】
ベストイレブンに続き、29節終了時点のプレミアリーグ・ワーストイレブンをお届けしよう。
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さて、ワーストの定義は難しいが、本稿は「負傷欠場も含めてサポーターの期待に応えられなかった選手」と捉えている。分かりやすくいえば「もっと働いてもらわなくては困る」だ。あの男や、あの男と親しいあの男は、当然のように選んでさしあげた。
ケパになにが起きたのだろうか。枠内シュートがほとんど止められない。再三にわたるファインセーブと精度の高いパントキックで、チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した昨シーズンとはまるで別人だ。
昨シーズンの同時期に比べると、クリーンシートが5試合も減ってわずかに6。凡庸なウィリー・カバジェロに定位置を譲り、チェルシーのフランク・ランパード監督は新GKの物色を始めた。おそらく、ケパは首脳陣の信頼を取り戻せないだろう。
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