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Jリーグ 5年前

アルビレックス新潟、歴代最強外国籍選手5人。脈々と続く優良ブラジル人選手たちの系譜

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

PK、FK、CKでハットトリック

Albirex_2010
2010シーズンの基本先発メンバー



マルシオ・リシャルデス(ブラジル出身)

生年月日:1981年11月30日
在籍期間:2007年~2010年
J1通算成績:205試合出場/55得点

 ブラジルで小規模なクラブを渡り歩いたのち、2007年に来日して新潟に加入。小柄ながら無尽蔵のスタミナと華麗なテクニック、圧倒的なキープ力を兼ね備え、セットプレーの精度も抜群だった。2010年7月24日ベガルタ仙台戦ではPK、直接フリーキック、コーナーキックとセットプレーのみでハットトリックを達成する離れ業をやってのけた。

 2010年は新潟でリーグ戦16得点(うち7得点が直接フリーキックだった!)を挙げ、クラブ史上初めてJリーグベストイレブンに選出された。2011年から2014年にかけて浦和でもプレーし、現役を引退。ステレオタイプなブラジル人のイメージとは違い、物静かな性格だったが、華やかなプレーの数々で見る者を魅了し、ファンに愛された選手だった。

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