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世界のサッカー選手能力値ランキング56位~60位。名だたるベテランたちがまさかの低迷…その理由とは?(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

60位:セネガルの潰し屋

イドリッサ・ゲイエ
イドリッサ・ゲイエの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:イドリッサ・ゲイエ(セネガル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1989年9月26日(30歳)
市場価格:3000万ユーロ(約36億円)
今季リーグ戦成績:20試合出場/1得点1アシスト ※4月16日時点


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 エバートンでの活躍が大きく評価され、今夏にフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍を果たしたセネガル代表MF。プレミアリーグで培った球際の強さと豊富な運動量を活かしたハードワークでチームに大きく貢献できる選手だ。「6番」タイプを求めていたPSG指揮官のトーマス・トゥヘル監督からの信頼は確かに厚く、フランスの地でもコンスタントに出場機会をゲット。現在30歳と経験値もあり、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すフランス王者にとってこの男の加入は間違いなくプラスになっていると言えるだろう。

 身長174cmと大柄なタイプではないイドリッサ・ゲイエは「空中戦」での強さこそ持っていないが、エンゴロ・カンテとも比較されるその「守備力」に関してはトップクラスだ。積極的にボールへ絡んでいけるなど「メンタル」と「フィジカル」の強さもピカイチで、危機察知能力の高さを活かしたインターセプトも得意と「IQ」も申し分ない。「スピード」や「パス」は平均的であるが、“ボールハンター”としての能力は世界水準と言えるだろう。

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