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すごすぎる…ブラジル代表、最強の怪物たち。リバウド、ロナウジーニョ、カカー…サッカー史に刻まれる英雄8人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ダニエウ・アウベス

ダニエウ・アウベス
【写真:Getty Images】



DF:ダニエウ・アウベス(バルセロナ/ブラジル代表)
生年月日:1983年5月6日(当時26歳)
09/10シーズン成績:29試合3得点11アシスト
09/10シーズン市場価格:3000万ユーロ(約36億円)
ブラジル代表主な出場大会: 2007年コパ・アメリカ(優勝)、2009年FIFAコンフェデレーションズカップ(優勝)、2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会、2011年コパ・アメリカ、2013年FIFAコンフェデレーションズカップ(優勝)、2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会、2015年コパ・アメリカ、2016年コパ・アメリカ・センテナリオ、2019年コパ・アメリカ(優勝)

ブラジル代表のサイドバック=世界最高のサイドバックという、カフーとロベルト・カルロスが築き上げた系譜を受け継いだのがダニエウ・アウベスだ。セビージャで世界に名を広め、バルセロナで一時代を築き、ブラジル代表でも不可欠な存在として2度のワールドカップに出場した名手である。

能力値の対象としたのは、ワールドカップ初出場となった10年南アフリカ大会当時のもの。所属するバルセロナはジョゼップ・グアルディオラ監督に率いられ、黄金期の真っ只中。ダニエウ・アウベス自身も若く才能豊かなサイドバックとして全盛期に差し掛かっていた時代だ。

最高値は「スピード」。172cm70kgとずんぐりとした体型ながら、右サイドを疾走する姿はバルセロナでもブラジル代表でも大きな武器となった。さらにDFながら2桁アシストを記録するなど攻撃面でも多大な貢献度を発揮し、「パス」と「テクニック」の項目も80を超える高評価となっている。

ブラジル代表としてワールドカップを制することはできなかったが、クラブを含めてのべ40以上のタイトルを獲得した。現在は36歳となったが、2019年のコパ・アメリカでは大会MVPを獲得。負傷によって欠場した2018年ロシアワールドカップではブラジル代表の右サイドバックの人材難がクローズアップされるなど、今なお世界トップクラスの選手として認識されている。

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