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「病院に直接行かず保健所に連絡を」 ウイルス感染から退院のDF舩津徹也、医療崩壊防止へ呼びかけ

text by 編集部 photo by Getty Images

ザスパクサツ群馬
【写真:Getty Images】

 J2のザスパクサツ群馬に所属するDF舩津徹也は、新型コロナウイルス感染による入院から退院したことを報告し、自身の体験を共有するとともに感染拡大防止への注意喚起を行った。クラブが公式SNSで同選手のコメント動画を投稿している。

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 舩津は今月1日にクラブから新型コロナウイルス感染が発表され、ヴィッセル神戸のDF酒井高徳に続いてJリーグで2人目の感染例となった。その後の入院を経て、15日には同選手の陰性反応が確認され退院したことがクラブから発表された。

 舩津は「このたびは皆さんにご心配をおかけして本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。「少しでも皆さんの情報になれば」と、感染判明までの経緯や入院生活の体験について説明を行っている。

 症状についてはほぼクラブが感染発表時に説明していた通りだが、初期については「本当に風邪みたいな感じでした」と舩津。だが数日の自宅待機で一旦発熱が収まったあと、体調は回復したが味覚異常を感じていたとも述べている。その後、PCR検査を受けて感染が確認され入院。入院生活は「個室で完全に隔離されている状態」で、医師らも防護服を来て接触を避けるよう対応していることなどを振り返った。

 最後に舩津は、「皆さんも体に異変を感じたら病院には直接行かずに保健所に連絡をして相談してください」と呼びかけた。「入院していた病院ももう病床がいっぱい」であり、そこで感染を拡げてしまえば医療崩壊に繋がると警鐘。「不安だとは思いますが保健所に連絡をして、医療崩壊にならないように、一人一人が収束に向かっていくようにしてほしいと思います」と話している。

【了】

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