岡田武史(2010年南アフリカワールドカップ)
2010年南アフリカワールドカップの基本先発メンバー
2010年夏、内田はワールドカップ本大会の最終メンバーにも招集された。しかし、岡田武史監督が大会直前に守備的な戦術へ方針を転換したことで今野泰幸や駒野友一にポジションを奪われ、南アフリカの地でワールドカップのピッチに立つことは叶わなかった。
内田がベンチから試合を見届ける中、日本代表はオランダに敗れたものの、カメルーンとデンマークを破って2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たす。以降のサムライブルーを背負って立つ本田圭佑や長友佑都、長谷部誠らが快進撃の中核を担っていた。
4試合で一度も出番がなかったとはいえ内田への評価は揺るがなかった。そしてワールドカップ後に鹿島アントラーズからドイツ・ブンデスリーガの強豪シャルケへ移籍を果たすことになる。
●2010年南アフリカワールドカップの基本先発メンバー
▽GK
川島永嗣
▽DF
駒野友一
中澤佑二
田中マルクス闘莉王
長友佑都
▽MF
阿部勇樹
長谷部誠
遠藤保仁
松井大輔
大久保嘉人
▽FW
本田圭佑