【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のスポルティングCPは、新型コロナウイルスの影響によるリーグ中止期間中の給与カットについて選手たちと合意に達したようだ。ポルトガル紙『レコルド』が11日に伝えた。
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カットの対象となるのは選手たちが受け取る予定だった今年4月、5月、6月分の給与。クラブ側は50%のカットを要請し、選手側は30%を提案していたが、最終的にその中間の40%カットで合意に達したとのことだ。
だが、中断されている今季のリーグ戦が再開された場合にはカット分のうち半分の20%を選手たちに返還するとのこと。さらに、チームが来季チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得した場合には残りの20%も返還し、給与全額が支払われることになると伝えられている。
とはいえ、リーグ戦が中断された時点でスポルティングは4位。CL出場権が得られる2位のベンフィカには勝ち点17の差をつけられており、リーグが再開されて残り10試合を戦うことができたとしてもCL出場権獲得は非常に困難となることが予想される。
プレミアリーグのアーセナルも同様に、成績に応じた返還条件をつけた形での給与カットを選手たちに提案していると報じられている。だが選手側は難色を示し、合意には至っていないようだ。
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